僕が日本にいながらTOEIC580点アップに成功した勉強法

みなさん、こんにちは!りょーてぃーたです!

今回は題名にもある通り、僕が日本にいながら、TOEICの点数を300から880まで大幅に伸ばすために、個人的に行った英語学習法を紹介していきたいと思います!

「いや、いきなり勉強法って... そもそもお前誰だよ!」って方はこちらの自己紹介を見てみて下さい

ryotita.hatenablog.com

 

では、本題に戻って英語学習の話しなのですが、具体的な学習法の紹介に入る前に皆さんに考えて欲しいことがあります。

それは、あなたが「英語力を伸ばしたいと思う理由」です。

一口に英語力の向上といっても、人によって目的が異なると思います。また、目的が異なれば、当然ながら目的達成のための最適な方法も異なってきます。

例えば、昇進や進学、留学のために一定以上のTOEICTOEFLのスコアが必要といった方や「大好きな映画を字幕なしで見たい!」という方も多いと思います。それは言うなれば英語に関する「知識」を増やすことで達成可能な目標です。

一方、外国人と英語を使ってコミュニケーションを取ってみたいといった方や、仕事で海外からの来客をアテンドする必要がある等「会話力・スキル」の向上を必要としている方もいると思います。

この「知識」と「スキル」 はインプット、アウトプットと言い換えることもでき、それぞれの目標達成には異なるアプローチが必要となります。

今回のブログでは前者、インプットに関しての勉強法として多くの人が関心を寄せているであろうTOEICTOEFL点数向上法」を3つのステップに分け、紹介していきたいと思います。

 

とりあえず実際のテストを受けてみる

これは読んでの通り、対象となる試験をとりあえず1回受けてみて下さい!

しかし、いきなり目標のスコアと取得しようと意気込む必要はありません。今回の目的はあくまでも「自分の得意、苦手なセクション」を把握することにあります。

得意箇所、苦手箇所を把握することで「得意を伸ばして、苦手をつぶす勉強法」を心掛けることが可能となります。当たり前の話ですが、得点源を現状維持したとしても、苦手セクションのスコアを増やすだけで、総合点はプラスになります。

なので、苦手分野を第一プライオリティと捉え、学習に取り組みましょう!!

僕はというと、日本人に典型的な文法・長文が得意で、リスニングが苦手なタイプでした。なので、スコア向上に当たり、リスニング力向上を第一ミッションとし、同時並行的に文法・長文読解力も維持、成長に努めました。

 

セクション別勉強法

 英語能力試験の多くは文法、長文読解、リスニングの3つのセクションに分類が可能だと思います。(TOEIC-SWやTOEFL-iBTの様にスピーキング、ライティングも含まれるものもありますが、それらの能力に関してはアウトプット能力として別途説明します。)

以下にてセクション別の勉強法を紹介します!

                                                

⑴文法

これに関しては、覚えるしかないというのが正直な所ですね...(笑)

家に高校時代の参考書がある方は、それを使ってもいいと思いますし、本格的にTOEICTOEFLに特化した勉強をしたい方は新しく学習本を買うのもいいと思います!

文法は「やるしかない」セクションなのですが、その分「勉強した分だけ伸びる」優秀な子ですので、努力を惜しまず、取り組んでみて下さい!

 

(2)長文読解

長文読解の成長の鍵は①テクニックと②単語力にあります。

①のテクニックはずばり、問題から先に読むことです!長文問題とは文量の割に聞かれる問題は5問程度だったりします。全ての文を読んでから問題を解いていては、めちゃめちゃ時間かかる上に労力も要します。問題を先に見て、問われていることを理解した上で、文中から探し当てるイメージで挑みましょう!

 

②の単語力に関しては、当たり前ながら知っている単語が増えるとそれだけ文章も 理解できるようになります。

しかし、皆さんの中で「単語帳をめくった勉強って面白くない!」って思う方はいますか?僕がそのタイプなのですが、単語をひたすらに覚えるって作業感があって、嫌いです…

そんな方にお勧めなのは、TOEFLTOEICの長文問題を読んで、解きまくることです!一度、問題を解いてみて知らなかった単語、意味が分からなかった単語を後から調べて、自分で単語ノートを作成するのです!そうすることで、その単語と出会った時のより詳細な状況を記憶でき、覚えやすくなります。

例えば、以下のような例文があるとします。

 

Meeting room A and B can accommodate up to 10 and 20 people respectively.

 

そして、この文に登場するaccommodateという単語を知らなかったとしましょう。

多くの人はmeeting roomが会議室、また会議室と特定出来なかったとしても何かしらの部屋であることは分かると思います。

そして、この例文には10や20といった数字とその直後にpeopleという単語がありますよね?この時点で鋭い人は「部屋と人数の話をしているから、accommodateは収容するって意味だ!」と察しが付くと思います。

このように英文で単語を理解することで「ただの暗記」ではなく、「状況の理解」が可能です。

なので、みなさん単語帳をめくるだけの勉強は今すぐ辞めて、「文」や「状況」で英語を理解しましょう!

ちなみに、上の例文の意味は「会議室Aと会議室Bはそれぞれ10人と20人まで収容できる」という意味になります。

respectivelyという単語も部屋の名前を2つ列挙した後に、10人と20人といった異なる人数が書かれていることから「それぞれ」って意味だと推測が可能ですよね!

 また文中に出てくるup toという表現なのですが、これは「~まで」のように限度を表す表現です。この限度の使い方以外にも「~次第」と意味でも使われます。

特に下の例文で登場するIt's up to youという表現は良くネイティブの会話に登場しますね!

 

(例) AとBが何をして遊ぶか話し合っている場面

A:What are we going to do today?

(今日何して遊ぼっか?)

B:I am fine with whatever. It's up to you!

(俺はなんでもいいよ!お前に任せる!)

 

 

⑶リスニング

リスニングに関しても同様、結論から言えば「聴きまくれ!」になってしまうのですが、「英語が読まれるスピードが早すぎて無理!」という方も多いと思います。

そんな方にお勧めなのは、ディクテーションと呼ばれる勉強法です!

ディクテーションとは、英語を聴いて、聞こえたものを書き起こすといった勉強法なのですが、英語を書き起こすためには、どのように聞こえるかを把握していないとダメですよね?

どのように聞こえるかを把握した後、その言葉が自分の知っている単語であった場合は「実際に書き取った単語のスペルを見て」、意味と結び付けることが可能です。英語を聴いただけで理解するのが難しくても、実際に書き出されたスペルを見てみると意外と理解できるものですよね!

ディクテーションは平たく言えば、英語に耳を慣れさせる勉強法であり、更に言うとスペルを見て、英語を理解することで「聞こえた英語とその言葉の意味を素早く結び付ける訓練」となるわけです!

もちろん、最初の内は意味まで考える余裕なんてありません。なんせ英語を書き取ることに必死になるわけですから、しかし慣れてきたら意味を考えながら書き取ることが可能ですし、それがディクテーションの本来の目的なのです。

僕自身、リスニングが弱点と把握した後は集中的にディクテーションを行い、リスニング力を向上させました。

その際に使用した教材として、初めてのTOEFLリスニングという本があります。TOEFL向けの教材はリスニングのパートがA,B,Cと別れており、順を追うごとに短文、会話、講義と一回に読まれる英文の量が増えていきます。

なので、初心者はパートAのディクテーションから始め、慣れてきたら実力に応じてパートB、パートCへと移行していくことが可能なので、大変お勧めです。この教材を用いて、一日短文を10問ほどディクテーションし、その後解答を見て、自分の書き取ったものと見比べて下さい。見比べることで自分が聞き取れる音と聞き取れない音を把握することが出来ます。

ディクテーションは10分間の音源を全て書き取るのに、慣れていなければ1時間以上要することも珍しくありません。もちろん決して楽な作業ではありませんし、頭をフル回転させながら、英文に集中する必要がありますので、ハンパなく疲れます。しかし、その苦労に見合った成果があることは間違いないので、諦めずにやり続けて下さい!

始めは苦しくても、だんだん慣れて、今まで聞こえなかった英語の音が聞こえてくる感覚は最高に達成感があるものだと思います!

 

ちなみに、TOEFLの教材に飽きてしまった僕は、後々映画のワンシーンやTED talk等でディクテーションを行う程、ディクテーションに心酔しておりました(笑)

 

 

 ③再度受験し、成長具合を確認!

上記の方法で勉強した後は自分の成長具合を可視化するため、再度TOEICTOEFLを受験しましょう!

僕はこの「可視化」のプロセスこそ語学の勉強で一番大事な部分だと思っています。

もちろん実際のテストを複数回経験して問題形式に慣れることが出来るという側面もありますが、より重要なのは自分の「モチベーション維持」に繋がるということです。

語学学習はただ漠然と勉強しているだけでは、成長を感じることが難しく、長く続かないという人も多いと思います。。。なので、やる気をなくさないように自分から成長具合を可視化する機会を作りましょう!

この可視化はテストのスコアのみでなく多くのことに応用が可能です。

例えば、「日本人発音がじゃなくて、ネイティブみたいに英語を話したい!」と思っている人は自分の英語を録音してみて、音源と比べてみて下さい。(これを可化と呼べるかは謎ですが(笑))

客観的に自分の英語を分析することが可能ですし、録音の習慣を続ければ半年前や1年前と現在の自分の発音を比べ、自分の努力具合を確認することも出来ます。

 

以上が僕がTOEICの点数を500点以上アップさせるために行った学習方法になります!

今回(自己紹介以外の)初めてのブログ投稿でしたがいかがだったでしょうか?

感想やアドバイスなどあればぜひコメントにて共有お願いします!